「畳のお話し」

いや〜毎日、毎日「大手企業の赤字決算」「派遣社員の解雇」「企業倒産」等のニュースが新聞、TV等で騒がれていますが、いったい世の中如何なってしまうんでしょうか!?(麻生さ〜ん)
今や大手企業だから安心・安泰!何て〜のは昔のお話し(神話)ですね・・・(住宅建築業界も同様です!)

景気の悪いお話しばかりしていても、気が滅入るのでお話しを変えますが、今回は「住宅」の内外装設備等に関して色々とお話しをしたいと思います。

先日、事務所に当社協力業者の畳業者さんが見えまして、最近の畳の話しをあれこれとお聞きしましたので、今回は畳についてお話させて頂きます。

「畳のお話し」(写真:「材木町平屋の家」小上り)

琉球風畳.jpg
日本の建物には欠かせなかった「畳」ですが、現在では和室(畳敷き)の無い住宅も少なく有りません。
特に北海道の建物は高断熱・高気密化で「真壁」から「大壁」に変わり、様は洋室の床材に畳を使用したと言った感じです(タタミ室)。

気密化された住宅内では換気不足から湿度の上昇が原因で、畳にカビ・ダニの発生が見られる様になり、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因になるのでは・・・との事も有って畳離れが加速した様にも思われます。

その様な中、畳業界も色々と素材を改良して来ていまして、最近では多くの畳に使用される様になった「建材畳床」(木材パルプで作った畳ボードとポリスチレンフォーム板を使ったタイプの物)
畳表(ゴザ)には最近「和紙素材」(色焼けしづらく耐久性に優れている)の使用が増えて来ています。

また、「和」をデザインした小上り等には縁(ヘリ)無し畳(通常の半分サイズで正方形をした「琉球風畳」)の採用が増えて来ました。

・・・次回に続く
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Comments

かめ | 2009/02/10 17:46
村人Oさん
こんばんは!
私だって真面目なお話しをする事もありますよ!
ちょっと息抜きし過ぎていましたが・・・。

そうそう「街並みを望む家」の施主O様より、村人Oさんに、
週末にでも遊びに来て下さいとご連絡が来ていましたよ!
村人O | 2009/02/10 11:37
目の方向違いでの、コントラストが面白いですよね。
太陽が高い時より、朝や、夕方の斜めの日の光の方が、濃さが浮き出て、
素敵でした。
一日を通して、お部屋に表情がでて、良いですね。

久しぶりに、まじめな(?)建築のお話でしたね(笑)。
次は、バスルームとかの話、期待してま〜す♪

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